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進学を考えたとき環境を思いっきり変えました

子どもの思い詰めた表情を見ながら、こう伝えました。

 

「今学校というものが、自分を取り巻く世界としての全てと感じるかも知れないけど、それってすごく狭いコミュニティの中での話なんだよ。まず小学校という小さな円があって、中学校では少し広がって、高校でまた少し、大学でだいぶ広くなって社会人になったら今までとは比べ物にならないくらい大きな円になる。大きな円になるから付き合う人間も広がるし責任の範囲も広がるし、荒波に揉まれても立ち向かわなければならないし。

大人になってから振り返るとそう思えるんだ。

だから今の円からはみ出したり悩んでいることも、振り返ると本当に小さなことって感じるかも。

絶対に今感じてる、取り巻く環境が全てじゃないからね」

 

中学の卒業を見据え、進学先を考えなくてはという時期がきました。

 

不登校の子どもたちの進学先として、通信制の高校や夜間の学校、現在は受け入れ先の高校の選択肢は結構あります。

私は中学での生活をここでリセットさせ、高校では普通に登校がある学校を勧めたいと思いました。

 

その中でとある高校を見つけ、子どもと説明会に出向き、本人も気に入ったようでそこを志望校にしました。

 

そして一大プロジェクトが始まります。

題して「引越・移住・進学プロジェクト!」

環境を思いっきり変えました。

 

その甲斐あってか、知らない土地なので子どもも誰に遠慮することなく、伸び伸び高校生活をエンジョイし今に至っております。クリーム色のトイプードル君も家族に加わり、心身ともに元気になった分反抗期も訪れて、でもこの不登校という問題を乗り越えたからこそ、お互いに信頼関係を構築できたと感じています。