私は息子が発した言葉にドキッとし、すぐにでもその行動を止めさせなければと考えました。
しかし同時にどれだけ本気でその行為について考えているのか、親の覚悟を試されている気がして、
「これまで一生懸命育ててきたつもりだ。その親の前でその行為ができるのであればやってみろ!
ちゃんと見届ける」
息子は手を緩め号泣しました。
私も安堵し号泣しました。大きくなった息子を抱きしめながら。
「命よりも大切なものはない。その命を捨ててしまうほど苦しんでいるのならば学校には行かなくていい」
この時のことを思い出すと、今でも涙が溢れます。
続けて息子に伝えたことは、「オレが行かなくていいと言ったんだから、学校に行けないことを気にする必要はない。堂々と休んでいいよ」
学校やスクールカウンセラー、区の教育相談室などで、如何にして再び登校できるようにするかという話し合いを繰り返していましたが、またそうさせないといけないと思い込んでいましたが、おもいっきり開き直ったことで、肩の力が抜け、とてつもない解放感に包まれました。
不登校は子どもがもちろん一番苦しいのですが、親も同時に苦しめられていたんだなと感じました。
